話題の新型コロナレプリコンワクチンについて（当院では採用していません）

新型コロナワクチンについてそのうちの一つレプリコンワクチンの有害性がネットを賑わせています。現在日本で承認を受けているワクチンは5種類あり従来のファイザー製モデルナ製のメッセンジャーRNA型ワクチンと、それに改良を加えて副作用を抑えた第一三共製、アメリカのノババックス社が開発した組み換えタンパク型、そしてもう一つが話題になっている日本の明治製菓ファーマ製のレプリコンワクチンです。レプリコンワクチンとはレプリカーゼという酵素を配合することにより抗原となるタンパクを体内で増加させ、より免疫力を長続きさせようと工夫されたものです。従来型のコロナワクチンが４ヶ月程の効果持続しか期待できないため、１年ごとの定期接種でも効果が得られるように開発されました。しかし、体内でウイルスが増殖して周囲の人に感染を拡げるのではないかという短絡的発想から一気に話題になってしまいました。コロナのワクチンに含まれているのはウイルスの一部分を構成するRNAのみのため病原性は全くありません。移ることもありません。不安要素があるとすればレプリカーゼという酵素が他のRNAに影響しないのかという点でしょうか。

なお本院ではこのレプリコンワクチンは使用せず、第一三共製とファイザー製を接種しています。不安のある方は医師までお問い合わせください。

 

年末年始の外来予定

２０２４年最終診察日　１２月２８日土曜日９時から１２時まで

２０２５年年始診察日　　１月　４日土曜日９時から１２時まで

 

今年の区民健診は１１月末をもって終了となります。早めにお済ませください。

 

お願い事

最近、ご本人以外のお友達や家族、親戚の方の病状についてのご相談が増えています。気軽にご相談いただけることは当院の目指す理想ではありますが、一度も診察したことのない方についてのご相談は推測に基づいてのお話となり不安を煽ったりする結果となりかねませんので原則的には相談をお断りしております。事情の分かったその方の主治医にお聞きくださいますようお願い致します。また当院受診中の方の病状について、「私の親友だから病状を聞かせてほしい」とのご依頼を受けますが、個人の病状をいくら親友だといわれても医療機関からお話しすることはできません。私どもの立場をご理解いただき、ご本人に直接お尋ねくださいますようお願い申し上げます。